2019年3月ごろには市場が上向き始めたので、もう一度、国内個別株に挑戦することにしました。投資経験を多く積むために、テクニカル分析を用いたスイングトレードを行うようになります。
企業業績をざっと見る以外は、チャートだけを見て買い、数日で売るというのを繰り返します。毎日、投資判断の記録をノートに付けました。
これは失敗でした。ろくに利益は出ず、損切りによるわずかな損失が蓄積していき、さらに売買手数料がかさんでマイナスが膨らんでいきました。そして何より、毎日株価を確認しなければならないというプレッシャーで疲弊していきました。
その年の5月には、個別株の投資をさっぱりやめてしまいます。
2019年の6月はヨコヨコの相場でした。
こんな相場でも地道に利益を増やせるドルコスト平均法で投資信託を買いだめしました。また、ポートフォリオを見直すべく、ファイナンシャルプランナーの勉強も始めます。自分の収入や年齢、性格などを総合的に判断して、どういうポートフォリオが適切かを考え始めます。
本やネットで投資信託をはじめとする金融商品について真剣に勉強するようにもなりました。今まで広く浅くだった知識を、どんどん深くしていきます。